デルタ株拡大および自宅療養者の急増に伴う緊急要望
デルタ株の拡大に伴い、全国で感染者の増加が止まりません。調布市でも感染者が急増しており、自宅療養者が倍増しています。自宅療養者には保健所から安否確認が入り、また自宅療養者フォローアップセンターから必要に応じて食料品などの支援物資が届くシステムになっていますが、回らなくなってきています。自治体での自宅療養者への支援が必要と考え、8月16日に緊急要望をしました。
<調布市内の感染者数および感染者の状況>
日付 | 合計 | 入院中 | 宿泊療養中 | 自宅療養中 | 調整中 |
8月15日(日)時点 | 749人 | 87人 | 11人 | 319人 | 332人 |
8月8日(日)時点 | 614人 | 79人 | 13人 | 270人 | 252人 |
8月1日(日)時点 | 352人 | 62人 | 12人 | 134人 | 144人 |
要望内容は、以下の6点です。
- 自宅療養者向けに、電話相談窓口の設置や食料・生活必需品の支給など、市独自の支援体制を構築してください。
- 市内の自宅療養者の情報を市でも把握できるよう、東京都に情報提供を求めてください。
- クラスター発生を食い止めるため、現在、感染者が出た時に市独自に行っているPCR検査を感染者が増加しても継続し、必要に応じてPCRセンターとタクシー送迎サービスを再開してください。
- 自宅療養者が病状の変化を把握できるようパルスオキシメーターを市でも備え、貸し出してください。
- 市内でも保護者が感染したために食事が十分に摂れない子どもがいたことから、保育施設や小中学校の子どもや家族が新型コロナに感染したり濃厚接触者に指定された場合、市から食料やおむつなど生活必需品を支給してください。
- クラスター発生などによる学級・学校閉鎖時や一斉休校時などに備え、またコロナに関わる理由で中長期間にわたり学校を欠席せざるを得ない子どもたちのために、オンライン授業の導入やオンライン教材の提供も含めた選択登校制を進め、学びを保障してください。