今年もカニ山の生き物調査をしました!
去る7月23日、毎年恒例の調布地域協議会主催の生き物調査@カニ山自然広場に参加しました。今年は、梅雨が異例の短さ、その後35度前後の酷暑が続いたかと思うと、日が射さない日が続くなど、不安定な気候が続いています。その影響もあり、虫は少なめ。「これから徐々に出てくるでしょうけれど、あまり期間は長くないでしょう」ということでした。
何とか虫に出会えますようにと、日陰で休んでいる虫を求めて網でガサゴソ。葉っぱの裏を覗いたり丸太を転がしたりと、子どもたちと一緒に楽しく生き物探しをしました!
ハチなど危険な虫に出会った時の注意点なども教えてもらいます。
ハチには出会いませんでしたが、こんな幼虫がいました。
これはイラガの幼虫です。刺されると大人でも泣く痛さだとか。要注意です。(幼虫だけに!)
途中で集まって、みんなが見つけた虫について解説をしてもらいます。カタツムリやオンブバッタ、ショウリョウバッタ、オニヤンマ(なんと見つけたのはおばあちゃま!)、蝶も数種類見つかっていました。
写真は取りそびれましたが、私はニジュウヤホシテントウ、ムーアシロホシテントウ、アシナガグモ、ただのナメクジ(でも在来種)、モリチャバネゴキブリの赤ちゃん、オンブバッタ、セミの抜け殻、カブトムシの角などを見つけました。(魔女の毒薬の材料?!)
色々な生き物がいるということは、それだけ豊かな自然環境だということ。人の手で壊してしまわないように、大切に残していこうね、と約束して、また来年会えることを楽しみにお別れしました。
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柏野小学校から北上すると、暫定使用中の農業公園が右手に広がります。農地は減る一方ですが、農業体験は大人気です。多くの市民の皆さんに楽しく使っていただけたら嬉しいですね。
そして、カニ山の林の中に入ると、途端に気温が3~4度下がって虫の声に包まれます。
カニ山の虫の声
緑環境は人々の心にもとても良い影響があることが分かってきています。子どもたちの心身の健やかな育ちのためにも、緑をしっかり残していきましょう。