調布市がPFAS地下水調査に着手

活動レポートではご報告していますが、9月の第3回定例会で、一般質問で要望していた市内地下水のPFAS検査に補正予算がつきました。

詳細は資料にありますが、市内の小中学校28校に設置されている防災井戸と実篤記念館の湧き水は、市が管理していますので、検査結果は公表します。それ以外にも、民間の井戸で災害時協力井戸として登録していただいている40数か所の井戸、その他大型ポンプ付きの井戸で市が把握している井戸については、所有者の意向を確認した上で、希望者を対象に検査を行います。こちらについては、検査結果は公表せず、所有者にのみお知らせする形となります。

現在、所有者の意向確認の作業などに取りかかっており、検査結果は来年2024年2月末の予定です。国のモニタリング強化の方針に則ったものですが、地方自治体の中でもいち早く市独自の検査に踏み切ることとなりました。この動きが、特に地下水を水道水に利用している多摩地域の自治体に広がるよう、生活者ネットワーク全体でも各自治体への働きかけに取り組んでいます。

調布市PFAS調査のサムネイル

調布市PFAS調査 2のサムネイル

調布市PFAS調査 3のサムネイル