野川の生き物環境観察会

10月24日、気持ちの良い暖かな秋晴れの空の下、子どもたちも一緒に、夏から延期になっていた野川の生き物環境観察会を行いました。

石の下を覗いたり、草の陰をガサゴソと動かして網ですくうと、植物の葉や実、種の間で小さな川の生き物が動いています。網の中でピチピチと跳ねて子供たちを一番喜ばせたのはヌマエビでした。カワリヌマエビやミナミヌマエビは国産ですが、シナヌマエビは外来。ですが、すぐに交雑してしまうそうです。

ゲンジボタルのエサになるカワニナもいました。殻に縦じま模様がある方はチリメンカワニナです(左の写真)。外来種のタイワンシジミ。海のシジミより取れる出汁は旨味が少ないとか(右の写真)。

魚もいました。ハマロコにはヒゲががあります。モツゴはヒゲがなく、細い口をしています。メスが稚魚育つまで面倒みることから、持つ子、モツゴというそうです。

ハゼやハゼの仲間で肉食のスミウキゴリもいました。ハゼはお腹のヒレが吸盤になっているということで、容器に入れて下から観察します。分かりますか?

小石でミノムシのように体を覆うニンギョウトビケラやヒル、トビケラの種類も色々見つかりました。名前の由来も教えていただきながら観察すると、面白さが倍増します。結果、多かったのはヌマエビ、トビケラ、ヒルの仲間。数年前には多く見られたプラナリアは今回はいなかったのは、台風や猛暑の影響だろうとのこと。

川の生き物は地味な生き物ですが、自然環境や気候を反映して、ひっそりと調布の自然の一部を形成しているんですね。継続して観察することで、見えてくる変化もあるでしょう。次の機会には参加してみませんか?