今年もオニヤンマがいました

7月17日、調布地域協議会のカニ山生き物環境調査に参加しました。緊急事態宣言中の夏日ということで、マスク着用は息苦しく感じる陽気でしたが、子どもたちの参加も多く、先生たちに教えてもらいながら生き物探しに熱中しました。講師の先生は何を聞いても答えてくださるので、私も毎年楽しみにしている調査です。

オニヤンマ。何度見ても大きいです。気候変動の影響を肌で感じる今日この頃、去年、一昨年見つかった生き物の姿が見えると、ほっと一安心します。

カニ山は川も流れ、ふもとには田んぼがあるので、水辺を好む生き物も見られます。この風景の中に溶け込んでいる生き物の多様性を維持して、調布の自然の豊かさを守っていきたいですね。

市が主催したカニ山の夜のオンライン生き物観察会では、お昼間にはお目にかかれなかった虫もたくさん見つかっていました。たくさんの参加があり、お子さんたちからの質問や何でも虫博士の先生の知識への感嘆の声がたくさん見受けられました。夏休みはぜひ、身近で自然環境が楽しめるカニ山を訪れてみてください。

ちなみに木下が先生に質問した、「コガネムシ類はあんなに光ったら鳥とかに見つかりやすくならないのですか?」については、「見つかりやすくなる一面もあるけれど、太陽の光を反射することで敵に対して目くらましの効果がある」ということでした。なるほど!