調布市もオリパラ観戦を中止!

アンケート結果の報告はまた改めてしますが、173件の回答をいただき、7月3日に集計したものを教育委員会に提出していました。

その後、都内の自治体も参加中止を順次表明し、三鷹市、狛江市と近隣市も中止を決定する中、開催市の一つでもある調布市の決断が待たれていました。

市の教育委員会は開催市ということもあったのでしょう、2週間以上東京都からの通知を待っていました。それがようやく届き、その中で示された方針などが子どもたちの安全確保には十分ではないとの判断に至ったとのことで、中止が決定されました。

アンケートでは「参加しない」が2割。4割の「迷っている」人たちはもちろん、4割の「参加する」と答えた人たちの中にも不安を訴える人がたくさんいました。しかし、それぞれに感染や熱中症リスクを感じながらも、最終的には子どもや保護者は態度を二分されることになっていたわけです。何よりもそのことによる分断を懸念していました。

行きたかった子どもたちの気持ち、これまで推進教育に携わってこられた先生方の労力などを考えると残念だという気持ちもありますが、子どもたちの安全には何物もかえることはできません。英断だったと思います。今後も教育委員会には、子どもたちにとって最善の利益とは?という広い視点で調布市の教育をリードしていただきたいと思います。