アンケート集計結果(第1弾)と緊急要望を提出しました
小中学生のオリパラ観戦に関するアンケートへのご協力ありがとうございます。21日深夜に細々と始めたアンケート調査は、23日午前中の時点で回答が100件を超えました。現在、市の教育委員会も検討中ですので、できるだけ早く伝えたいと思い、回答を分析、いくつかの要望にまとめた上で、集計結果(第1弾)とともに調布市長と調布市教育長に提出しました。
提出したものは、次の4点です。
◆グラフ集計など (グラフのみコチラからご覧いただけます。自由意見やその他の意見は除いてあります。)
・問い①~⑤のグラフ集計(Googleフォームで自動作成)
・自由意見
◆回答者ごとにすべての回答を表にまとめたもの
◆参加意思(参加・不参加・迷っている・その他)ごとに分けたもの
◆「調布市立小中学生のオリンピック・パラリンピック観戦に関する緊急要望」(クリックでPDFが開きます)
長友市長は公務でご都合がつかなかったため、秘書課に託しました。大和田教育長には直接お渡しし、短い時間でしたが、教育部長、指導室長、指導室副参事も同席の中、お話しすることができました。
教育長からは「当然、子どもたちの安全を最優先に考えていくが、現時点では、都の判断が出るのを待っている」という説明がありました。
自治体によっては中止の独自判断を下しているところもありますが、調布市は移動時間が短いこと、また徒歩やバスで移動することになるため、公共交通機関を利用するところよりも感染リスクが低いこともあるでしょう。また、教育委員会では可能な限りの感染症対策などを講じた上で、生の体験機会を確保していく方針を出しています。オリパラ観戦についても、この方針が適用されていく見通しです。今の時点ですべての可能性をゼロにする判断は出さず、最後まで安全を確保しつつ、これまで取り組んできたオリパラ教育の一貫として、競技場で観戦する可能性を残しておきたいということだと思います。一方で、学校行事の開催・中止基準との整合性を図り、子どもたちにも説明できることが大切だという認識も示されました。
教育長には、参加意思の有無に関わらず、多くの子どもや保護者が戸惑いの中にいることを伝え、現状を含め、情報提供をするように求めました。その他の要望内容については、上のPDFファイルを開いてご確認ください。
アンケートの回答はまだ集まってきています。引き続き、市と教育委員会に伝えていきますので、お声をお寄せください。
また、市民自治を進めることを政策の柱としている生活者ネットワークとしては、「正解」を求めず、また異なる意見を批判せず、まずはお子さまの気持ちを聞いてみていただきたいと思っています。保護者の間でも、地域の中でも話題にしてはどうでしょうか。心の中で思っているだけでは、お互いの思いは分かりません。色々な考え方や情報を共有した上で、当事者である子どもと一緒に「どうしたらいいかな?」「何を優先して決めるのがいいかな?」と考え、決定することが大切ではないかと思っています。子どもたちは、学校で主体的な学びに取り組んでいます。大人がそのお手本を示す、絶好のチャンスではないでしょうか。一緒に取り組んでいきましょう!