マイクロプラスチック削減のためにできることは?

マイクロプラスチックによる環境汚染と対策

マイクロプラスチックを排除する国際的な憲章ができ、日本も憲章に参加するということです。この問題の第一人者の高田秀重教授に現状の問題と今後の課題を話していただきました。

高田先生と

容器の中には、高田さんが東京湾沿岸の砂浜で集めた砂が入っています。そこに水をいれると…

色とりどりのプラスチック小片が浮かびました!!目に見えるものだけでもこんなに混ざっているのですね…。

これは石油をプラスチックに加工する途中段階のレジンペレットです。輸送中にこぼれ落ちて海へ…

60gという数字は何だと思いますか?

水鳥の死体のお腹からプラスチックのごみがたくさん出てきたそうです。その量が、私たちの体なら60gに相当するということで、それを可視化したものです。

人間が生み出し、自然界に垂れ流しにしたゴミが、めぐりめぐって人間の体に戻ってきています。リサイクル可能だということが一つの安心材料となって、小型のペットボトル商品も一気に増えました。でも、実はプラスチックごみのリサイクル率は非常に低いそうです。リサイクルできないものは焼却処理するため、その際、二酸化炭素を排出してしまいます。

とにかく、プラスチックのごみ、中でもペットボトルのこみを出さないようにすることな大切だということでした。まずは、水筒を持ち歩くように心がけたいと思います。マイボトルを持参すれば利用できる給水機を公共施設に設置している国もあるようです。できることは、色々ありそうですね。