【留保地13】地域の声の記録は「資料不存在」
調布基地跡地留保地の施設整備計画は、プロセスが不透明であることが最大の問題です。そのため、できるだけ情報公開請求をするようにしています。
行政が聞いた意見を聞きっぱなしにしていないか、意見を尊重しているか、偏った意見聴取になっていないか、といったことを確認したいと思い、年末に次の3点を請求しました。
①昨年9月に実施したアンケートの自由記述欄の記載内容
②地元の自治会等(富士見町、上石原、飛田給の各地域の自治会と地区協議会)に説明に行った時に聴取した意見などの記録。
③オープンハウスで聴取した意見の記録
①はデータが出てきました。③はかなり端的にまとめた形ではありますが、市のホームページで公表されています。
問題は②です。このような結果でした。
回答は「資料不存在」でした。
留保地の施設整備に関する市の基本的な考え方についての資料を持参し、各会合の初めに簡単に説明をしたそうです。中には30分程度、色々なやり取りが生じた会もあったと聞いています。しかし、そこで地元の方々が行政に伝えられた意見や思いは、公的な記録として残されていないとのことです。
突然聞かされた計画でしたので、意見を伝えるのは容易ではなかっただろうとは思います。しかし、可能な限り市民意見を把握し、計画に反映させるには、どのような場で聞いた意見も重く受け止め、記録しておくべきではないでしょうか。
特に、これほど大きな森を運動施設中心の施設に変えるのですから、生活環境に影響を受ける近隣住民には特に丁寧に説明し、聞いた声は尊重する必要があることは言うまでもありません。
調布飛行場等対策特別委員会では「意見聴取は重要だと考えている」との答弁がありました。しかし、聞き取った意見の扱いからは、市民軽視の姿勢が伝わってきます。

