国領小学校40周年記念式典

11月1日、国領小学校の40周年記念式典に出席させていただきました。どこの学校でも実行委員会をはじめ、先生方やPTAの皆さまが入念に準備してくださっている様子が伝わってきます。

ロゴマークは近くを流れる野川にいるアオスジアゲハだそうです。

議員になって今回で周年記念式典は3回目だったのですが、毎回不思議に感じていることがあります。一つは、なぜ子どもたちだけが立ったり座ったりしなければならないのか?ということです。お祝いの言葉は形式的なものが多く、とても子どもたちに向けて発せられているとは思えない難しく硬い言い回しばかりです。ならば、なぜ子どもたちだけが言葉を受ける対象であるかのように、立ったり座ったりするのでしょうか?

また、檀上に上がるスピーカーが国旗に向かって頭を下げることの意味は、子どもたちにきちんと説明されているのだろうか?ということも疑問に感じています。意味を説明した上で、将来子どもたちが自分の意思で選択することに異議を唱えるつもりはありませんが、意味も何も教えず、ただ「こうするものだ」と盲目的に刷り込むやり方には恐怖さえ覚えます。

全体的にとても形式的で、大人も緊張した面持ちのため、子どもたちがとても緊張した表情です。その中で、時には軍隊のように一斉に立ったり座ったり、話を聞く体の向きを変えたりするのですが、どういう教育的な意味合いがあるのでしょうか。(緊張のせいでしょうか、体調を崩してしまう子もいます。)せっかく学校の中にお邪魔させていただく機会なので、子どもたちの自然な表情が見られるといいなと思います。もうそういう立場ではなくなってしまったということでしょうか??