院内集会ー今国会で「子どもの貧困対策法」改正を!
5年前に制定された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」の改正を目指す院内集会に参加しました。5年前、法律ができることで社会の中で可視化された子どもの貧困問題。まだまだ表面化してこない、でも確実にどの自治体にも存在している大きな問題です。
主催は、公益財団法人あすのばと「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク、共催が子どもの貧困対策推進議員連盟で、自民、公明、立憲、共産、国民、社民など超党派の国会議員も参加されていました。
改正案の1条には、「児童の権利に関する条約の精神にのっとり」と子どもの権利条約への言及があります。また、将来だけでなく、「現在」の生活改善がより良い将来につながる、支援は「今」必要だということに焦点を当てた文言、当事者には子どもと保護者の両方、ひとり親世帯への言及、法律を作るだけでなく実施状況を検証、評価する必要性への言及などもあります。より実態に即していると思いますし、また法律が現場の改善に直接的に働くように考えられていると思いました。
「すべての子どもが幸せならば、社会は絶対に良くなる」本当にその通りだと思います。
司会は、調布の学習支援事業ここあのコーディネーター、西牧たかねさん。ここあの事業の拡充も少しずつ進んでいるようです。
終わってから、社民党の福島みずほさんと改憲のこと、道徳の教科化についてお話しさせていただきました。中学校でこの4月から実施されている道徳の教科化。教科書を読まなきゃ!右側は、東村山ネットの白石さん。特別支援教育についてたくさんお話を伺いました。