三鷹市慰霊祭(高射砲陣地跡)

三鷹市にある高射砲陣地跡で慰霊祭に参加しました

三鷹市にあるモンテッソーリ教育の保育園、「椎の実子どもの家」の園庭には「首都防衛高射砲陣地跡」の碑があります。1945年2月17日にここで命を落とした4名の戦死者の方々を偲び、平和を祈念する慰霊祭が毎年2月17日と8月15日に行われています。今日、私も初めて参加させていただきました。

実は、この保育園には、息子が1歳半の時から幼稚園入園前まで、木曜日の園庭開放や一時保育で大変お世話になりました。保育園に向かう最後の道がとても急な坂道なのですが、何とかここの保育園にお世話になりたいと思い、電動自転車の購入に踏み切ったことを思い出しました。

そんな坂道の上にあるこの場所は、太平洋戦争の時には、その立地条件を生かして高射砲が設置され、また、それゆえに戦死者も出たのでした。そのことを風化させないために、園庭の片隅に碑が置かれています。

モンテッソーリ教育は、一人一人の個性を大切にし、自分で考える力を育てることを大切にしています。園児に平和教育もされていると伺いましたが、個人を尊重しない全体主義が戦争につながるように、個を尊重した保育・教育こそが何よりの平和教育であると思います。