中学生意見発表会

社会を明るくする運動の取り組みの一つ、中学生意見発表会に行ってきました。

市立中学校の生徒２名を含む市内の中学校２年生、３年生が、それぞれに社会を明るくするために必要だと考えることについて発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

今日の発表会のテーマは「広げよう　礼・和の心　明るい調布」でした。どの中学生もしっかりと自分の考えを主張していましたが、私は、特に「一人の人間、一つの個性」というタイトルで発表した中学生のスピーチに感銘を受けました。既成概念に囚われず、自分で主体的に考えて培ってきた、この発表者にしか表明できない立派な「意見」でした。

教育長からの講評でも、このスピーチで示されていた多様性を認める大切さは、これからの教育の中でも重要なこととして認識しているテーマだということが述べられました。一人一人の異なる個性の尊重という土台があってこその「和」だと思います。定義が曖昧な「和」を大切にすることが、個人の排除（いじめ）に繋がったり、また排除の正当化に繋がることのないようにと願います。