広島平和派遣ピースメッセンジャー報告会@CAPS
広島平和派遣は平成27年、市政60周年の機会に一度行われましたが、今年度、継続事業を目指して再開しました。ピースメッセンジャーとして広島を訪問した中学生12人がCAPSで報告をしてくれるというので、聞きに行ってきました。
調布市は非核平和都市宣言もしています。市民活動に参加していた時に、英訳版を併記することを提案して対訳案を作成したことがありました。平和の祭典でもあるオリンピックやパラリンピックが行われる街として、しっかりとこの宣言を表に出し、核廃絶を目指している姿勢をアピールするべきだと思ったからです。私の英訳は採用されませんでしたが、市役所の前庭にあるパネルには英訳文が併記されています。分かりづらいですが、下のパネルの右側が非核平和都市宣言で、下半分が英訳版です。
ピースメッセンジャーの12人は、学年も学校もバラバラですが、被爆地をこの目で見たい、戦争の悲惨さを知り、平和について学びたいという思いを共有した仲間です。パネルの左側は行く前に書いたもの、右側は帰ってから書いたものです。
報告会では、準備期間と3日間の旅で学んだことを発表してくれました。資料館で見るものや語り部の方のお話に衝撃を受けることも多かったようですが、それゆえに今の平和の大切さを感じたことが伝わってきました。
報告の後、グループに分かれて色々な話をしました。どのグループも、学んだことを伝えていきたい、どうすれば伝えられるだろう?ということが話題になったようです。これは安保関連法に反対するママの会@調布でもずっと課題になっている問題ですが、同じ課題に向かう若い力が増えたことを実感して、とても頼もしく思いました。良かったら憲法を読んでみてね、と伝えました。一緒に12条していきたい(不断の努力をしていきたい)と思います。
11月18日に全国首長9条の会が結成され、131人の首長が賛同しています。ピースメッセンジャーたちの思いを受け、長友市長にも賛同の意思を固めていただけることを期待しています。