調布市子ども・発達センター10周年

子ども・発達センターのおまつりに行きました。センターは、ちょうど開設10周年を迎えたところです。私は間に合わなかったのですが、午前中のパネルシアターや歌のステージ、バンド演奏やよさこいなどはとてもにぎわったそうです。

障がい児親子の自主サークルとして始まった活動が、1974年には市が運営する「あゆみ学園」として染地に引き継がれ、さらに2009年10月に子ども・発達センターとして今の西町に誕生しました。つい先日、30代のお子さんがあゆみ学園でお世話になったという方から「調布に越してきたらこういう施設があって、色々なアドバイスをもらえて本当に助かった」というお声をいただいたところでした。

お昼を過ぎても、レゴに熱中するお子さん、自作のスライムの感触を楽しむお子さんなど、家族や先生たちに見守られて楽しそうに過ごす可愛らしい姿が見られました。スヌーズレンルームには、家庭用プラネタリウムや職員の方々の手づくりグッズなど工夫がされている上、全面はマットでカバーされているので、暗い中でも子どもが安心して楽しそうに体を動かしていました。

発達障害が一般的に知られるようになるにつれ、子どもの発達を心配して発達センターを利用する市民が増えています。凸凹な子どもたちの成長に日々向き合う親にとって心強い支援の場です。これからも親の会を始め、利用者の声に寄り添い、市内の子育ての支えでいていただきたいと思います。

10周年を迎えて名前がついたスクッピーとノビッピーのステッカーをもらいました。(スクッピーは子どもが大好きな長ぐつをはいていますね。)どんな個性の子どもたちも、調布の地ですくすくのびのびと育っていけますように。

作業所の方のパンを買って、イベントをしていた国立天文台(三鷹市)の星と森と絵本の家のお庭でいただきました。どこから食べてもちょっとかわいそうな気がしましたが、とても美味しかったです。