JAZZ ARTせんがわ12年目

今年で12回目の開催となる、JAZZ ARTせんがわ。最終日の公園での野外演奏を見に行きました。ジャズの最大の特徴でもある即興演奏という要素を残して、あとは既成概念を壊しつつ、新しい音楽を作り出す、パワーとエネルギーに溢れたイベントです。市のバックアップで11年間開催してきましたが、今年はクラウドファンディングで集めたお金での開催。規模は少し小さくなったかもしれませんが、公園は観客でいっぱい。地域にも市民にも受け入れられ、しっかり市民権を得ていることが実感できました。

鼓や三味線を始め、ジャズを超えたジャンルとのコラボ。入れ替え時間、打楽器担当の方が公園のフェンスや看板を楽器に見立てて即興演奏をしていたのも楽しかったです。

おなじみのジャズ屏風は、中に入るもよし、覗くもよし。外で漏れ聞こえる演奏を聴くも「背徳感溢れる感じでよし」ということでしたので、外で聴かせていただきました。

総合プロデューサーの巻上さん。調布市に新しいアートの風を吹き込んでくださっています。

体や、いわゆる楽器ではないもので音を創り出す行為は、子どもたちにとってはまさに音楽への入り口です。次はぜひ参加型で、そこにいる人も自由に参加できる形で、みんなで音楽を作れると楽しそうだな…と思いながら、楽しませていただきました。